近畿圏ウオ-タ-フロントに急増する工場立地
1. 地域別工場立地件数
(平成) 14年 15年 16年 17年 18年
関東内陸 119 158 226 238 298
関東臨海 78 81 98 139 166
近畿内陸 27 72 76 79 95
近畿臨海 78 87 118 131 162
京都府 11 36 36 33 30
大阪府 19 29 47 45 41
兵庫県 49 52 68 80 115
1を見ると近畿臨海の工場立地件数が平成16年から急上昇している。
近畿臨海というのは大阪湾岸と兵庫湾岸ですがその下を見ると大阪よりも兵庫
の延びがきわだっている。
2の製造業の工場立地の選好度調査を見ても近畿臨海が2003年に倍増して
いるのが解る。
この2つのデ−タ−で2002年を境に工場立地にプラスの変化が起きている
わけですがこれは2002年7月に近畿圏工場等制限法という法律が撤廃され
たことが要因。
工場等制限法というのは延面積1,000平方メートル以上の工場と
大学キャンパスの新増設は知事の許可制だった。
これが撤廃されて湾岸沿いに工場が増えてきたわけでシャ−プの新日鉄堺への
新工場はその典形なわけです。
湾岸沿いの工場地の直近事例がないため証明はできませんがこの2つのデ−
タ−に見るように継続的な工場立地件数の増加が需要増へつながり今後価格を
押し上げていくだろうことは予測できるのではないでしょうか?
2. 製造業各社の将来の工場立地選好調査(1998年〜2003年)
1998年 2000年 2002年 2003年(単位:%)
関東臨海 13.1 10.6 16.7 10.9
近畿臨海 8.1 8.5 5.6 10.4
東海 17.2 11.7 12.5 16.3
その他地方 55.5 57.5 41.6 53.0
海外 6.1 11.7 23.6 9.4
出所:(財)日本立地センタ−「新規工場立地に関する意向調査」
コラム一覧へもどる